‐ 白 雪 姫 ‐


 第6章、悩み事
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次の日


「あっおはよーゆき」


「おはよ!杏!杏って無駄に声でかいよね?」


「え何突然?確かにでかいけど無駄にって何っ!?」


「ごめんなさい!無駄じゃないです!どうやったら声大きく出せるか教えてくれない?」


「よい。じゃあ廊下に出ましょう」

と歩き出す杏。



「廊下に出てどうするの?」


「窓の外に向かって、こう叫ぶの!たっくーんっ」



元吹奏楽の杏の声は、メガホン級にでかい!!



朝練中のたっくんにもちゃんと届いたみたいで、たっくんはこっちを向いてガッツポーズをした。


「杏すごい!」

「ほら、ゆきもやりな」


よ〜しっ!!!


「たっっくーん」


「だめだめ、たっくんに届いてない!もっとお腹から声出して!」


「たっくーん!」


「今のなかなかいいよ!もっと息吸って!」


杏のスパルタ魂に点火。


「たっくーん!」



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