‐ 白 雪 姫 ‐


 第10章、おばけ
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宿舎の中は結構複雑。



でも玄関なら、来た道を戻るだけでいいしね。


と思いながら
なんとなく歩いて到着した場所は………



「ここ、違うよね…」


スキー板とかスキー用具がたくさん置いてある場所。



てことは。


ここ、倉庫だよね…




行きのバスの宮木くんの話が浮かんだ。




「出るんだよ…うちの宿舎の倉庫」




 

バスが進む中、宮木くんは話し出した。



「何年か前、うちのスキー場にとあるカップルが来たんだ。


もう婚約してたとかで、それはそれは仲のいいカップルだったらしい。


彼氏は昔からスキーが得意で、彼女の方はスキー場に来るのも始めてだった。


最初は彼氏が手取り足取り彼女にスキーを教えてやった。


でも彼氏はだんだん、早くいつも通りに滑りたくなった。


それに、彼女に自分のかっこいいところを見せたいと思って


『俺が手本見せてやるから、見とけよ』


と言って、上級コースを滑り始めた。」



 
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